BLOG ハレノイエの小さな工夫

和室の使い方

2023/06/22

目次

和室の使い方

和室は柔軟性が必要

イメージする和室の使い方と実際とのギャップ

ライフスタイルの変化に合わせた使い方を

和室の使い方



こんにちはハレノイエです。
皆さんの家には和室はありますか?
家づくりをされる方の要望の中で、根強い要望の一つにリビング横の和室があります。
今回はこの和室についてハレノイエの考え方をお伝えしたいと思います。

▼目次
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・ 和室は柔軟性が必要
・ イメージする和室の使い方と実際のギャップ
・ ライフスタイルの変化に合わせた使い方を

和室は柔軟性が必要

今回お伝えしたいのは、“来客時の寝室”というように使い方を限定せずに、暮らしの変化に柔軟に対応ができるフレキシブル空間として活用しては?という提案です。
子供部屋や寝室と違って、誰がどんな目的で使う部屋なのか曖昧な部屋である和室。
来客が頻繁にあるのなら“客室”で良いのですが、そうでないなら来客を待っているだけの部屋や荷物
が押し込まれるだけの部屋にしておくのは勿体ない!その家に暮らす家族が生活しやすくなるよ
うに最大限活用したいものです。
そして40年50年と長い生活の中には様々な変化があり、その中には想定外は起こるもの。
予算や敷地など制限はあるので和室を作るべきとは言えませんが、作るのであればこんな視点で少し考えてもらえればと思います。

イメージする和室の使い方と実際とのギャップ

イメージする和室の使い方

ダイニングテーブルで食事をして、リビングではソファーでくつろぎ、寝るのはベッドで。
昨今の生活スタイルは洋風が主流ですが、家づくりをされる方の要望にリビング続きの和室、もしくは畳コーナーはとても人気があります。
和室が欲しい理由としては、子供のお昼寝や遊び場としてだったり、来客時の寝室とするという理由が多い様です。
そして、限られたスペースの中でも家族が長い時間滞在するリビングを広々と使うため、上記のような個室としての使い方に加えて、扉を開ければリビングとの一体空間として使うというのも理由になっています。
ただし、実際に生活してみるとその使い方は想定通りにいかない場合もあるようです。

実際とのギャップ

まず子供が過ごす空間としてですが、子供の成長と共に利用頻度は少なくなっていく傾向があります。
中学生にもなると和室で何かするということも殆どなくなるのではないでしょうか。
来客用という利用目的も、それほど機会なかったという場合もあります。

和室には押入れが正解?

また和室に収納がある場合、押入れになっていることも多いと思いますが、押入れとは布団を収納
するのに便利な空間で、それ以外の物を収納しようと思うと大きな空間を仕切って使う工夫が必要になってきます。
来客が泊まる事が多くなく、布団をしまう必要がないのであれば和室だから押入れという安易な選択はお勧めできません。
では和室は無い方が良いの?となりそうですが、そうではありません。

ライフスタイルの変化に合わせた使い方を

最近は平屋や、2階建てだとしても1フロアで生活のほとんどが出来てしまう間取りが人気です。
そうなるとLDKだけでは補いきれないシーンが出てくるものです。
それがどんな時かというと、

・節句の人形を飾る
・幼児期のお昼寝、遊び場、又はおもちゃ置き場として
・子どもの学習スペース、又は学用品置き場として
・来客時の寝室として
・出産直後のママと赤ちゃんが過ごす
・リモートワークスペースとして
・収納部屋として
・家族に感染症患者が出た場合の隔離部屋として
・子ども独立後の夫婦又は夫婦どちらかの寝室として
・家族が足を骨折!一時的な寝室として
・ペットの部屋
・介護や、想定外の住人が増えた時に対応できる



上にあげたように、物が増えた場合は収納に特化したパントリーやクローゼットとして活用した
り、遊び場や学習スペースとするときも、その時期は子供部屋としてしまうことで生活スペースであるLDKはスッキリと使いやすくできます。
その時は本来の子供部屋が空いているはずなので、お客様はそちらに泊まってもらえば良いのです。
そうなると、和室という仕様にこだわる事もないかもしれません。
お子様が小さくてもフローリングに置き畳やラグで対応することも可能です。
ご家族により考え方は違いますので、よくご意見を伺ったうえでハレノイエは可変性のある暮らし方をご提案します。

COMPANY 会社紹介

静岡県湖西市を地元に創業70年以上を迎える総合建設会社です。その注文住宅部門が私たち「ハレノイエ」。これからも、地域密着でお客様のご期待に応える確かな家づくりを展開してまいります。