BLOG ハレノイエの小さな工夫

BELSが変わりました

2024/10/15

こんにちは、ハレノイエです。
建物のエネルギー性能を評価・表示する制度であるBELS(ベルスBuilding-Housing Energy-efficiency Labeling System)が今年から変わったことをご存じですか?
住宅を購入する際には、これらの情報を理解することで納得のいく選択ができ、快適で安心な住まいを手に入れる指標とすることができますので、その内容をご紹介します。

目次

基本的な制度の概要

省エネ性能の高い住宅のメリット

ラベルから分かること

最後に

基本的な制度の概要

BELSとは?
BELS(ベルス:建築物省エネルギー性能表示制度)は、建物の省エネ性能(エネルギーの使い方の効率)を「星」または数値で評価する制度です。
BELSが導入された目的は住宅性能の見える化です。だれでわかりやすい表記として星マークにすることで、消費者が選びやすくすることを目的としています。
星の数は1~6まであり、星の数 が多いほどエネルギーを無駄にしない建物ということになります。

制度改定の概要
日本では2050年のカーボンニュートラル達成を目指しています。住宅においても省エネ基準の義務化やゼロエネルギー住宅(ZEH)の推進が進められています。
その一環として2016年4月から運用がはじまったBELSですが、2024年4月から【建築物の省エネ性能表示制度】が始まり、合わせてBELSも変わりました。

省エネ性能の高い住宅のメリット

省エネ性能の高い住宅は環境に配慮しているだけでなく、私たちの暮らしにも嬉しい多くのメリットがあります。

1. 1年を通して快適に過ごせる
高気密・高断熱な家では夏は涼しく、冬は暖かく過ごせます。

2. 光熱費が削減できる
冷暖房の効率が良いため、光熱費の節約になります。
太陽光パネルを設置することで、更にお得になります。

3. 健康に配慮した暮らしができる
家中の温度差がなくなることで、風邪や熱中症、ヒートショックのリスクが抑えられます。

ラベルから分かること

2024年4月から運用が始まった表示ラベルからは以下の事が分かります。

A エネルギー消費性能

国が定める省エネ基準からどの程度消費エネルギーを削減できているかを星の数で示します。
削減率を上げるためには、冷房・換気・給湯・照明などの設備において効率の良い物を採用します。
また太陽光発電は、エネルギー削減量として消費量から差し引くことができます。
星1つで省エネ基準、3つでZEH水準の削減率を達成していることになります。

B 断熱性能
「建物からの熱の逃げにくさ」と「建物への日射熱の入りやすさ」の2つの点から建物の断熱性能を見る指標です。断熱性能を上げるためには、壁、床、天井などに断熱性能の高い断熱材を採用したり、Low-E複層ガラスなど性能の高い窓やサッシを採用するといったことが必要になります。
性能ラベルでは家形のマークで表し、4以上で省エネ基準、5以上でZEH水準の断熱性能を達成していることになります。
C 目安光熱費※
住宅の省エネ性能に基づき算出された電気・ガス等の年間消費量に、全国統一の燃料等の単価を掛け合わせて算出した1年間の光熱費を目安として示します。
※任意項目のため記載がない場合もあります。

D 自己評価・第三者評価 省エネ性能の評価が販売・賃貸事業者による自己評価か、評価機関による第三者評価かを示します。

最後に

今後は不動産の価値として、耐震性能や築年数だけでなく省エネ性能も住宅を選ぶ一つの基準となります。
住宅を購入する際には表示ラベルを見つけて比較し、しっかりと見極めることが大切です。
ハレノイエは、 優れた省エネ性能や快適さ、安全を兼ね備えた豊かな住環境を皆さまにお届けしています。
ぜひモデルハウスで体感してください。

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【ハレノイエの平均的なBELS評価】

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静岡県湖西市を地元に創業70年以上を迎える総合建設会社です。その注文住宅部門が私たち「ハレノイエ」。これからも、地域密着でお客様のご期待に応える確かな家づくりを展開してまいります。