イヤイヤ期の子どもは自己主張が強くなります。
そのため、親の指示だけでなく、子ども自身が楽しんで片付けを行えるような環境を整えることが大切です。以下のステップで、子どもが自発的に片付けを行うための習慣を育てましょう。
ルーティンの導入 子どもの日常に片付けの時間を固定的に設けることで、習慣化します。
例えば、遊び終わった後や就寝前に片付けの時間を設定し、毎日続けることが重要です。
このルーティンは、子どもに覚えてもらう事だけが目的ではありません。ルーティン化やルール設定により同じ環境をつくることで、子どもにとっていつも違う!という不安を軽減させることができます。
簡単で楽しい片付け方法の提供 子どもが楽しんで片付けを行えるように、ゲーム感覚で取り組める方法を考えましょう。例えば、「早く片付けるとご褒美シールがもらえる」など、小さなご褒美を設けることも一つの方法です。
子どもの成長と発達に合わせた声掛け イヤイヤ期の子どもに対しては、命令よりも提案で話をすると良い反応が得られます。
「片付けなさい!」ではなく、「片付けようか♪」と誘うような言い方が、子どもの自主性を尊重し、協力を引き出しやすくなります。
また、片付けを促す親の声掛けも大切です。片付けが終わった後だけでなく、片付けている最中にも褒める声掛けをしてみましょう。
もし「片付けよう」の声掛けに「いや!」と返ってきたら、「ごはんの後で片付ける?」「歯磨きの後で片付ける?」というように、選択肢を提示してあげるのも有効です。
視覚的に分かりやすい収納法 子どもが自分で簡単に片付けられるように、収納場所を明確にし、ラベル付けをすることで、どこに何をしまうかを直感的に理解できるように工夫します。
購入時に入っていたボックスが子どもにとって使いやすいとは限りません。例えば蓋のない収納ボックスに入れ替えてみてはどうでしょうか。
蓋のない収納ボックスは、①中身が見える、②出し入れの手間が減る、2つのメリット!