BLOG ハレノイエの小さな工夫

家を長持ちさせるための簡単セルフチェック

2023/10/25

こんにちは、ハレノイエです。

今回は、自分でも簡単にできる住宅のセルフチェックのお話です。
現在では多くの建築会社で3年点検、5年点検など定期点検が行われていますが、ほとんどの建築会社は、数年に一度と言った頻度です。家も人の体と同じで、早期発見が基本です。
病状が進んでからでは、時間もお金も沢山かかってしまいます。
そうなる前に、日常的にマイホームをセルフチェックする事をおススメします。

目次

セルフチェックの頻度

セルフチェック(外部編)

セルフチェック(内部編)

害虫を寄せ付けない

まとめ

セルフチェックの頻度

定期点検は5年に一度が理想です。
セルフチェックは、専門家のように専門的なところまで見ることはできないので、その分頻回に半年~1年に1回が良いです。
基本的には見た目で判断することが多いので、写真などで記録を残しておくのがおすすめです。

セルフチェック(外部編)

外壁

外壁のチェックポイントとしては、いくつかありますが、外壁の種類によって変わってきます。

・窯業系サイディングの場合
サイディングはつなぎ目の切れやヒビ割れがないか、触ってみて硬くなっていないかなどを確認しましょう。
つなぎ目の切れやヒビ割れがある場合には、シーリングの打ち直しの時期になります。
その他、外壁の表面に苔がついていないか、手で触ってみて、手に色がつかないかなどです。手に色がつく場合には、外壁の表面のコーティングが剝がれているので、外壁塗り替えの時期です。

・金属系の外壁の場合
金属系の外壁の錆がないかを見てみましょう。
上記の窯業系サイディングと同様で外壁の表面に苔がついていないか、手で触って色がつかないかの確認をしましょう。手に色がつく場合には、外壁の表面のコーティングが剝がれているので、外壁塗り替えの時期です。

・タイル系の外壁
タイル系の外壁のヒビがないか確認しましょう。

雨どいやベランダ

排水部分に詰まりがないかなどを確認しましょう。


給湯器

動作確認と水漏れが主なチェック項目となります。
動作確認は日々使っているときにエラーが出ないか、お湯が出なくなるなどの症状がないかなどを確認しましょう。これは使っていればすぐにわかります。給湯器にエラーが出た場合にはエラーナンバーを控えておくことが大切です。
外の給湯器で水漏れが見られた場合には、水道屋さんに確認してもらい水漏れを修理してもらいましょう。水漏れがあると水道料金が余分にかかります。
水道料金が大幅に上がった場合、どこかで漏水している可能性が考えられます。
見つけたらなるべく早く修理しましょう。

セルフチェック(内部編)

内部のチェックはまず床から確認しましょう。
床鳴りがしないか、上に乗るとブカブカと凹まないかです。
床の場合は床下に原因があることが多いですが、修理するには床下に潜っての作業になるので、業者お任せしましょう。

壁のクロスが剥がれていないか、亀裂が入っていないか、シミがないか確認しましょう。
剥がれてしまったクロスは、DIYで補修することができます。ホームセンターに行くと、クロスを補修するキットが売っていますので、家族で協力してDIYするのもいいかもしれません。
亀裂は、構造の問題で入る場合もありますが、ほとんどの場合は経年劣化が原因です。
クロスは部屋の湿度や温度の変化によって伸縮します。近年ではエアコンで過剰に乾燥することで、クロスに亀裂が入ることもあります。
また、天井シミがある場合には雨漏れしている可能性が考えられます。
気になる場合には、建築会社に相談して専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。

水回り

水回り(キッチン、洗面、トイレ、お風呂)など水漏れがないかを確認しましょう。同時に配水管の詰まりもチェックしましょう。前と比べて流れが悪くなった、においがするなどの症状は排水管の詰まりが原因の可能性があります。
排水管の詰まりは高圧洗浄で掃除することができるので、気になる方は専門業者に問い合わせてみましょう。

害虫を寄せ付けない

セルフチェックが難しい害虫対策も、マイホームを長持ちさせるために大切です。
特にシロアリは木材を食害します。
木造住宅の場合、構造上重要な土台や柱に被害を与える可能性が高い害虫です。
シロアリの防除剤や木材防腐剤の散布を行う。
多くの住宅はシロアリ被害を受けないために処理を受けていますが、処理も短い場合5年程度で効果が無くなってしまいます(保証も5年)
薬剤の処理も必要なものではありますが、そもそもシロアリを呼び込まないようにすることが予防につながります。
具体的には、庭に不要な木材を放置しないことです。
シロアリは太陽光に弱いので、土の中を移動してきて木材を食べます。
つまり、木材が置いてあるとそれはシロアリの餌を庭においてあるようなもの。
餌を置けば、シロアリが寄ってくる。庭から住宅の方に移動してくるかもしれません。
薬剤の効果が切れていると・・・最悪の事態になりかねないですね。

まとめ

家を長持ちさせるために、最低でも年に一回頻度でセルフチェックを行うことが重要です。
しかし、忙しい日常生活ではついつい忘れてしまうことが多いかもしれません。
そこで、セルフチェックを忘れない為に年間の予定に組み入れてしまいましょう。
例えば年末の大掃除を行う際や、住宅の引き渡し日をセルフチェックの日に設定するのもいいかもしれません。
家族の住宅記念日をセルフチェックの日に設定することで、忘れることなく定期的に実施できるようになると思います。

詳しくお聞きになりたい方はぜひ、ハレノイエにお問い合わせください♪
週末相談会でもお待ちしています。

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静岡県湖西市を地元に創業70年以上を迎える総合建設会社です。その注文住宅部門が私たち「ハレノイエ」。これからも、地域密着でお客様のご期待に応える確かな家づくりを展開してまいります。