こんにちは、ハレノイエです。
お盆に入りましたね！
今年の夏もコロナが落ち着かないので、出かけることも少し躊躇してしまいますね。
以前のように当たり前のように出かけられる日はいつになるのでしょうか((+_+))

さてさて本日は私たちが住む湖西市のあんなこと・こんなことの紹介記事です。
今日は「同報無線」です。
湖西市民にとって、”同報無線”は日常の一部で、なければ少し不便！？
な存在ですが、
皆さんのお住いの地域ではどうでしょうか？”同報無線”ありますか？

▼目次

・「同報無線」って、何？
・放送される情報について
・その他の情報システム
・まとめ

「同報無線」とは、災害情報や行政情報などを住民に伝達する無線システムのことです。

屋外に設置したスピーカー等で住民に一斉に通報を行う通信システムは、”同報系（同時に複数の相手に通報する無線系）”と呼ばれていて、災害時の住民への情報伝達手段として位置づけされています。
　緊急地震情報らの緊急情報（全国瞬時警報システム　J-ALERT）も24時間体制で自動的に同報無線で放送されます。
・湖西市　同報無線について

　https://www.city.kosai.shizuoka.jp/bousai/saigaitaisaku/6106.html

湖西市では、災害情報の他に行政情報として、イベントの急遽中止の連絡、 熱中症注意報や詐欺電話の注意喚起などが放送されます。
特にコロナ禍となってからは、イベントの中止の放送をよく耳にするようになりました。
その他にも「〇〇公園近くで猿が目撃されました。目撃したら、近づかないようにしてください。」

なんて都会では一大ニュースになるような住民生活に身近な情報も流されています。
先日会社の近くでもサルが目撃されました！
「どんな田舎なの？」なんて、思われてしまいそうですが、小学生や小さな子供を持つご家庭の方にとっては、ありがたい情報という声も聞きます。

また、同報無線の試験のため、チャイムを12時に、音楽 （今は童謡“ふるさと”）を17時
に毎日放送しています。
ハレノイエの社内でも聞こえますので、「もうお昼だ！」と気づかせてくれたり、
「戸締りの時間だ！」と自然に意識しています。

17時の音楽を目安に「家に帰る時間」と約束している小学校も多いそうです。
流れる音楽で子供でも時間を意識しやすいメリットがあり、生活の一部になっています 。
私 が子供のころは、音楽が鳴るまでのんき に夕方まで友達と外で遊んでいたな、
なんてノスタルジックな気持ちになったりもします。
子供たちが大きくなったら、同じことを思うかもしれませんね。

内容がよく聞き取れなかった！という時も「防災ほっとメール」に登録しておけば、同報無線で放送した内容をメールで受信することもでき、「同報無線テレホンサービス」に電話して聞くこともできます。

「同報無線」とは少し違いますが、海に面している湖西市では沿岸地域で津波の問題がありますので、遠州灘に沿って走る国道1号線にある「道の駅潮見坂」と浜名湖に面している「新居弁天海湖館」の2か所に津波監視カメラが設置されています。
いつまでも、穏やかな海であってほしいものですね。

・湖西市　災害情報を携帯電話のメールで受信できます（防災ほっとメール）
https://www.city.kosai.shizuoka.jp/soshikiichiran/kikikanrika/douhoumusen

・湖西市　津波監視カメラを設置しました
　https://www.city.kosai.shizuoka.jp/bousai/saigaitaisaku

現在は、スマホやパソコンで情報収集やいろいろな手続きなどができる便利な時代
になりました。
一方で、 スマホやパソコンが扱えないお年寄りが置き去りにされてしまうといった問題 も出てきています。

「同報無線がうるさい」という意見の方もいらっしゃいますし、「防災ラジオ配布になっていないので、残念！」なんて、声も聞かれます。
また、大雨などの警報が遅いのでは思うときもあります。
「同報無線」は、田舎の良さというか、コミュニティ意識が強かった頃の名残というか、今では興味のない人はスルーしてしまいがちな地域の情報を、いわば強制的に知らせしてくれるものですが、見守られているような、ちょっとした安心感のある田舎もいいものだと思います。
湖西市は、まだそんな雰囲気を持った住みやすい町だと思います。