家を買うために借りるお金のうち、最後にまとめて支払う金額(残価)をあらかじめ決めて、月々の返済額を抑えることができる住宅ローンの一種です。
残価設定型住宅ローンの仕組み ・まず、家の将来の価値を予測し、家の購入時に、将来(たとえば20年後)の家の価値がどれくらいになるかを見積り 、その金額を「残価」として設定します。
・次に、残価分を最後にまとめて支払うため、ローン期間中に毎月支払う金額は、残価を除いた額に基づきます。これにより、一般的な 住宅ローンに比べて月々の返済額が少なくなります。
・最後に、ローン満了時に以下の選択肢から選べます 。
①一括返済: 最後に設定した残価を一括で支払う。
②再ローン: 残価分だけ再度ローンを組んで、分割で返済する。
③家を売却して支払う: 家を売って、その売却額で残価を支払う。