固定資産税というのは、「固定資産」とされる土地や住宅、償却資産などに対してかかる税金のことです。
税金の分類としては、国に納める国税ではなく、地方公共団体に納める地方税とされています。
具体的には、対象となる固定資産の所在する市町村(東京都23区内は都)に納めることになっています。
この固定資産税を納める義務のある人(=納税義務者)は、その年の1月1日現在の所有者が納めることと定められています。
「固定資産税」というと土地や建物にかかるものと認識している人が多いと思いますが、細かくは以下のようなものにかかります。
●土地 田、畑、宅地、塩田、鉱泉地、池沼、山林、牧場、原野、その他の土地(雑種地)
●家屋 住家、店舗・工場(発電所・変電所含む)、倉庫、その他の建物
●償却資産 構築物、機械・装置、工具・器具及び備品、船舶、航空機などの事業用資産で、法人税法又は所得税法上、減価償却の対象となるべき資産。ただし、自動車税種別割、軽自動車税種別割の課税対象となるものは除く
(出所:東京都主税局)
新築住宅を建てた場合には、土地と建物両方に固定資産税がかかります!
固定資産税毎年4~6月くらいに自治体から納税通知書兼納付書が送られてきます。
年の途中で新築を購入した人は、翌年の4~6月に初めて届くことになります。
支払い時期は一括か4期に分けての分納かを選ぶことができます。