まず、住宅資材価格が高騰と言えるほど上昇してきている要因についてです。
木材価格の高騰 ウッドショック 新型コロナウイルスの蔓延によるライフスタイルの変化で、新規住宅取得・リフォームが促進されたと同時に、労働力の減少や物流の停滞も起きた事で、2021年1月~、世界的に住宅建設のための木材が不足する事態となりました。
工期の遅れや木材価格の高騰が起こり始め、1年半以上経って木材価格のピークは過ぎたものの元には戻らず、ウクライナ情勢や円安の影響もあり高止まりといった状況になっています。
出典:経済産業省
https://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikaisetsu/hitokoto_kako/20220502hitokoto.html
建築資材全ての価格がアップ 2020年以前と比べ、ほとんどの業種で製造コスト・輸送コストが上昇しています。
原油価格や円安も影響し、輸入に頼るしかない資材は値上がりが進んでいます。
これまで耐えていた各メーカーもこの春から値上げに踏み切りはじめ、2022年10月には結果的にハレノイエの住宅で使用している全資材が価格改定に至ります。
残念ながら、小売価格(定価)は一度上がってしまうと下がる事はまずないため、今後下がる可能性は低いと言えます。