●家族会議をひらく
まずは家族会議をしてみましょう。モデルハウス見学の場合に限らず、家づくりをスタートする際に、「どんな家を建てたいか」家族で話し合うことをおススメしています。
　この段階では、意見のすり合わせや取捨選択をする必要はありません。家族がどんな暮らしをしたいと思っているのかを知っていることが大切です。家づくりの考えを挙げる・整理しておくことで、見学する際に見落としや聞き逃しを防ぐこともできます。

　 　今のお家の「お気に入り箇所」「変えたい箇所・困っていること」から話をしてみると、イメージがつきやすくなります。
　例）「玄関からキッチンまでの距離がちょうどいい」（ママ）
　　「友人を呼んでBBQができる庭が欲しい」（パパ）
　　「帰宅後に子ども部屋にランドセルを置きにいくのが面倒」（子ども）　…etc

　性能については、良くわからない方も多いと思います。分からない事は、ネットや本で調べるのも良いですが、モデルハウスを巡った際に質問してみましょう。住宅会社によって考え方が違うので、複数のモデルハウスで質問するとご家族の希望に添った住宅会社も見えてきます。
質問以外にも家族の要望を踏まえ、確認したいことリストを準備しましょう。
　
●予約をする
事前に予約をして、スムーズにゆっくりと見学ができ、説明も漏らさず聞くことができるのでおススメです。

●歩きやすい服装・靴
長時間見学することがあるので、疲れない服装にし、脱ぎやすい靴を履いていきましょう。

●メモや写真を撮る準備
見学中に気になる点や案内で気になった部分、事前に考えた質問の回答などをメモしておくと、後で調べるときに便利です。モデルハウスの場合、撮影可能な住宅会社も多いので、スマホ（カメラ）を準備しておくと、後で見返すことができます。（撮影可能かは必ず確認してください）

●部屋のサイズ感を確認
モデルハウスは、一般の住宅よりリビングなどを広めにとっている場合があります。広さを確認して自宅のリビングの広さなどと比較してみましょう。
広いリビングは憧れますが、その分予算を超える、光熱費がかかる要因です。自分たちサイズをぜひ家族で確認しましょう。

●動線をチェック
キッチンからリビング、玄関から各部屋への移動がスムーズか、距離が遠くないか、収納の配置がしっかりと考えられているか、など実際に家事動線や日常生活をイメージしながら確認します。モデルハウスの設定しているライフスタイルはどうか、自分達のライフスタイルの場合はどんな動線になるのかを質問するのも良いですね。

●収納の使い勝手など、細かい部分を確認
収納が十分か、使いやすい場所にあるかをしっかり確認します。収納は、暮らしの質を高める大切な要素です。

●設備や素材をチェック
キッチンやバスルームの設備の質や、床材や壁材の仕上げを実際に見て触って確認します。標準仕様かオプションかも質問しておくとおおよその予算が分かります。
食洗器や浴室乾燥機などがオプションになっている場合も多いので、しっかり確認しましょう。

●価格やオプションの確認
モデルハウスには特別な設備が入っていることが多いので、自分が購入を考えているプランでどのくらいの費用がかかるか、標準仕様とオプションの違いを質問します。

●保証やアフターサービス
施工後の保証やメンテナンスについても確認し、安心して住める体制が整っているか聞いておきましょう。

●住宅性能値の確認
電気代などが上がり続ける昨今では、省エネ性能は最も重要な要素の一つです。
標準の住宅性能の確認を行い、自分たちの設定した要望を下回っている場合には、要望通りの仕様にした場合金額がどのぐらい変わるかを確認しておきましょう。
性能関係の質問は担当者が明確に答えられないところは、苦手な場合が多いです。

一度の見学で決めるのではなく、他のモデルハウスも見学して、いろいろな家を比較しましょう。見学した家を比較し、最も自分たちの考え方に近い建築会社を選ぶことが成功の秘訣です。

見学後は、家族と意見を交換し、それぞれが気になった点や良かった点を話し合いましょう。
見学をしたことで、最初と違った考えや理想がうまれます。ぜひ、意見交換をし、家族全員が納得できる家づくりをしていきましょう。

モデルハウスの見学はただ建物を見るだけでなく、新しいお家での生活を想像するための大切なプロセスです。最初は、何を確認したらいいのか、質問したらいいのか分からないことだらけだと思います。
疑問に思ったことや不安な点があれば、何度でもご相談ください。一緒に一歩ずつ、納得のいく家づくりを進めていきましょう。
一番大事なのは、家づくりが楽しい！と思ってすすめられること。
ハレノイエモデルハウスへの見学を心よりお待ちしております。

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