家族構成や生活スタイル、家事で重視するポイントなどで、最適な家事ラク
間取りは違うものです。
家事別に家事動線をどうすれば家事がラクになるかを見ていきましょう。
炊事 炊事は主にキッチン⇒ダイニングで行われます。
作業としては、買ってきたものを収納、調理、配膳、後片付けが発生します。
玄関からキッチンへ向かう動線が確保されていると、帰ってきてからの収納が
便利です。
また、調理の際は冷蔵庫、コンロ、シンクが三角形(ワークトライアングル)
に並んでいると、短い動線で調理を行うことができます。
カウンターキッチンなどの対面式オープンキッチンであれば、ダイニングへの
配膳も、後片付けもラクになりますよね。
洗濯 洗濯は主に、汚れたものを洗濯する、干す、しまうという作業が発生します。
洗濯スペースは洗面にある場合が多いです。
スペースに余裕があれば、洗面横に室内干しができる家事室(ランドリールーム)があると流れ作業がスムーズになります。
ランドリールームでは、干す⇒取り込む⇒たたむ(アイロンをかける)が一気に出来てしまいます。
さらにその近くにファミリークローゼットを設ければ、しまう作業も1か所で済みます。
そうじ・片付け そうじ、片付けにおいて重要なのは、適材適所の収納です。
何かと増えてしまうモノは、それを使う場所に収納を確保しておくのが基本です。
使ったら、もとの定位置にしまう習慣づけができるように、使う場所に元の定位置を決めて収納しましょう。
家事において使うモノは、必ず家事動線の線上に収納スペースを確保しましょう