メリットは…? ① 木材の味・風合いを感じられる 無垢材を使うメリットの一つは、木材の味を感じられることです。
無垢材はひとつひとつ木目など表情が変わるので、どれ一つとして同じものは存在しません。
② 肌触りが良く、冬場は暖かい 無垢の魅力は、安らぎと心地よさを感じさせてくれる肌ざわり。
ほどよい堅さと温かみに、やみつきになるかもしれません!
冬のひやっとした床の冷たさが嫌!という方は多いと思います。
冷たい空気は下方に行くので、フローリングはどうしても冷たくなってしまいます。
しかし、無垢材を使用すると冷えは少し和らぎます。
たくさんの空気を含んだ無垢材は、その空気が断熱の役割を果たすため、冬は冷気が無垢材に
伝わりにくく、冷えるのを防ぐ効果があるのです。
③ 室内の湿度・温度をコントロールし快適に過ごせる 無垢の良さは、風合いや肌触りだけでなく部屋の湿度・温度をコントロールする作用があります。
無垢材は水分を吸収したり・放出したりを行うので、夏のジメっとした時期には水分を吸収し、
冬の乾燥している時期には無垢材が水分を放出し部屋が乾燥しすぎないようにしてくれるので、
快適に過ごすことができるのです。
デメリットは…? ① 傷つきやすい 無垢材は天然木であるため、加工される集成材に比べると傷がつきやすくなります。
柔らかい無垢材だと物を落とした際に凹みが出来てしまったりするので注意が必要です。
ペットを飼っているご家庭では傷が多くなってしまうかもしれません。
またその傷も味だと思える方にはお勧めですね。
※しかし無垢材は水を含ませて膨らませたり、削ったりすることである程度凹みなどの傷は
修復することができるというメリットもありますよ。
② 膨張と収縮をする 無垢材は水分を吸収・放出を繰り返すので、膨張と収縮をくりかえします。
そのせいでフローリングに隙間や反りが出てしまうのが無垢材のデメリットです。
無垢材は、含水率が30%を下回ると変形や収縮が起こりはじめ、18%以下になるとその
変形がなくなり強度が高まります。
なので不具合をなくすためには18%以下の含水率が低い無垢材を選ぶのが良いでしょう。
③ 水に弱い 無垢材は、表面に塗装をしていても水に弱い傾向があります。
先ほどの項目にもあったように、水を含んでしまうと膨張し沿ってしまう可能性があるからです…!
その為濡れてしまったらすぐに拭き取ることが大事です。すぐに拭き取らないとフローリングに
シミなり、菌が繁殖してしまいます。