シューズクロークは、通り抜けできる動線かどうか、その出入り口にドアがあるかどうかで4つのタイプに分けられます。
それぞれの特徴を知ると、どのタイプがわが家に合うか判断しやすくなります。
通り抜けできない:ウォークイン 出入口がひとつで、通り抜けできないのが「ウォークイン」タイプ。
玄関から出入りできる、独立した小部屋のスタイルです。
通り抜けしないので、動線をそれほど考慮する必要がなくどんな間取りでも設置しやすいのが特徴です。
通路に使う部分が少ないので、同じ広さならウォークスルータイプより収納量が多いのがポイント。
靴以外に収納したいものが多い方におすすめです。
通り抜けできる:ウォークスルー シューズクロークに出入口が2つあって、通り抜けができるタイプです。
家族用の通路とお客様用の通路を分けられるのが特徴で、靴を脱ぎっぱなしにしても気になりません。
通り抜けするために、ウォークインタイプよりも広さや丁寧な動線計画が求められます。
靴を履いたままでもシューズクロークに荷物を出し入れすることもできるので、機能性や家事動線を重視する方におすすめです。
ドアあり:クローズタイプ シューズクロークの出入り口にドアを設けるタイプです。
ドアを閉めていれば、玄関がすっきり。中が見えないので、来客時もあわてませんね。
来客が多いご家庭や、収納内部に棚をたくさんつける場合におすすめです。
ドアのタイプによって、使い勝手が少し変わってきます。
便利なのは、引き戸タイプ。開けっぱなしでも動線にあまり影響なく、荷物も出し入れしやすいです。
開き戸やクローゼットのような折れ戸は、開けっぱなしのままでは動線をじゃましたり荷物の出し入れがしづらかったりすることがあります。
ドアなし:オープンタイプ 出入り口にドアをつけないタイプは、オープンタイプと呼ばれます。
出入りや荷物の出し入れがしやすいのが、便利ですね。
ウォークスルータイプでは、玄関側か室内側の片方だけをオープンとすることも多いです。
来客がそれほど多くない、靴以外の荷物の出し入れが多いといったご家庭でおすすめです。
玄関から中が見えるのが気になる場合、目隠しのカーテンやのれんなどを付けることで対策できます。