さて、そうは言ってもデメリットもあるのではないかと心配になりますよね。
気になる点もありますが、どれもあらかじめ知っておけば問題ないことばかりです。
解決方法も合わせてご紹介します。
階段下がデッドスペースになりがち 通常の階段なら、階段下を収納スペースに使うことができます。
しかし、下が見えてしまうスケルトン階段では、階段下を具体的な何かに使うことは難しく、デッドスペースになりがちです。
ですが、本棚やデスクを設置するなどして工夫次第ではうまく活用することができます。
コストアップになる スケルトン階段は、少ない部材で強度を出すため、通常の階段よりもコストがかかります。
造作する場合は特に費用がかかります。
コストが気になる場合は、既製品を使うのもひとつの方法。
住宅設備メーカーから販売されているスケルトン階段なら、手すりのデザインや木の種類を選ぶこともできますよ。
ほこりが落ちやすい オープンな構造だから、どうしてもほこりが落ちやすくなることは知っておきましょう。
対策は、こまめな掃除がいちばん。
気軽に掃除できるよう、フロアモップなどを収納するスペースをすぐ近くに作りましょう。
人や物が落下する危険がある すき間から落下してしまう危険性は、やはりいちばん心配される方が多いです。
小さなお子様が足を踏み外したり、うっかり物を落としたりすると、危ないですよね。
対策としては、落下防止のネットをつけることをおすすめします。
ネットなら、光や風、視線をさえぎらないので、スケルトン階段のメリットをそこないません。
少しデザイン性に影響するのが気になりますが、しばらくの間は安全第一!
手すりや踏板のすき間に張っておくと、安心です。