こんにちは、ハレノイエです☀
雨予報の日が増えてきましたね〜！
洗濯物が乾きにくい季節、計画的に洗濯機を回さないと、大変なことになりそうですね〜。

さて、今日は「手洗いスペース」についてお届けします。
コロナ渦であたらいい生活習慣となった「手洗い・うがい」。
実は、家づくりもその影響を受けているんです。
それが「ただいま手洗い」の存在です。

ただいま手洗いは、玄関に設けた手洗いスペースのこと。
「帰宅してすぐに手を洗いたい！」
そんなお声から誕生し、今ではかなり設置する方が増えています。
今日はそんな「ただいま手洗い」について、実はコロナ対策以外にもあるメリットや
、導入の注意点などを紹介します！

▼目次
・ただいま手洗いって？ ・ただいま手洗いを取り入れる3つの理由
└手洗いの習慣付け
└来客用手洗いの必要性
└セカンド洗面にも使える
・ただいま手洗い、設置時の注意点
・ただいま手洗い、おすすめ設置場所は3つ
・ただいま手洗いのデメリットと解消方法
まとめ

「ただいま手洗い」は、玄関を入ってすぐに設置された手洗いスペースのこと。
手を洗う場所は、普通、洗面脱衣室にありますよね。それとは別に、もうひとつの手洗い
スペースとして設置したものを言います。
どこでも手洗い、セカンド洗面と呼ばれるほか、おかえり手洗いという名前で商品化している
メーカーもありますね。

ただいま手洗いがあれば、帰宅してすぐに手洗いうがいができるのが一番のメリット。
コロナによるパンデミックで、手洗いうがいは大切な生活習慣になっています。
でも、コロナだけでなく風邪やインフルエンザなど一般的な感染症予防にも効果が
あることがわかってきています。
インフルエンザで学級閉鎖というニュース、しばらく聞いていませんよね。
だから、コロナが収束してからも、気軽に手洗いできるようにしたいと考える方が増えてきているんです。
新築の計画では、ただいま手洗いを取り入れる方がずいぶん増えてきたと感じています。


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ただいま手洗いを希望される方は、だいたい次の３つの理由を挙げられます。

1.　手洗いの習慣付け

パンデミックになってから、手洗い・うがいは当たり前の生活習慣になっていますよね。
うっかり忘れないようにしたい、子どもに「手、洗った？」と声をかけなくてもいいようにしたい、
そんなお声も切実。
手洗いを習慣づけるために、玄関の手洗いスペースが有効というわけなんです。

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2.　来客用手洗いの必要性

今まではあまりなかった、お客様が「手を洗いたい」と言われるシーン。
でも洗面所やキッチンは本来プライベートな場所ですから、あまり入ってほしくない。
そこで、玄関の手洗いスペースが注目されるようになってきたんです。
気軽に案内できると、お互いに気を遣わずに過ごせますね。

3.　セカンド洗面にも使える

朝の身支度で、洗面所が渋滞してしまうことってありますよね。これまでなら、
洗面室を広くしたり洗面ボウルを２つ置いたりして対応していました。
でも、ただいま手洗いがあれば、セカンド洗面として渋滞対策にも使えます。
一石二鳥！ということで、導入されるケースも見受けられます。

ただいま手洗いはここ数年ででてきたニーズなので、設計者も試行錯誤しながらご提案しています。
そんな中でも、ここは気をつけたいと感じているポイントを３つご紹介します。

生活感の出にくいデザインを

玄関は、お客様を迎えるスペースでもあります。
だから、生活感のある洗面所になってしまうのはNG！ おしゃれな洗面台を選んだり、
造作したりして提案しています。


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小さすぎないボウルサイズを

使い勝手も重要です。ポイントはボウルの大きさ。あまりに小さいと、
手が洗いにくく水も飛び散りやすいです。
コンパクトすぎないサイズが、おすすめです。

ミラー、収納、照明も大事！

インテリア性にも関係しますが、洗面台まわりのアイテムも大切です。
おしゃれなミラーや照明、ハンドソープのストックを置ける収納も忘れず用意しましょう

スムーズに手を洗うためには、設置場所が重要です。おすすめは次の３つの場所です。

玄関

一番のおすすめは、やっぱり玄関。
ドアやスイッチにも触らず、すぐに手を洗うことができます。毎日必ず通るところだから、
手洗いの習慣もつきやすいですね。

１階廊下

玄関から見えるのが気になる方は、玄関からリビングへつながる廊下へ設置するのもおすすめです。
玄関からもリビングからも使いやすく、生活感も出にくいのがメリットです。

１階トイレ横

コストや維持の手間から、もうひとつ洗面台をおくことに抵抗がある場合もあります。
それなら、トイレの手洗いを兼用する方法がおすすめ。無理のない導線で効率がよく、
使用頻度もアップします。

ただいま手洗いの導入には、ご家族の中で意見がわかれてしまう場合もあります。
デメリットももちろんありますので、解消方法と合わせてご紹介しますね。

費用がかかる

給湯設備、洗面台、収納などを設置するので、やはり費用はかかります。
コストを抑えるには、おしゃれな既製品を使うのがポイントです。
また、何かと兼用する方法を提案することも。トイレの手洗いと兼ねたりセカンド洗面として
使ったりする方法で、理解が得られる場合もあります。

玄関が狭くなる

ただいま手洗いを置くと確かに玄関スペースが狭くなります。
玄関ホールや廊下を広めに作って、狭さを感じさせない工夫が大切です。
また、デッドスペースとなる階段下やシューズクローゼットに配置するのもひとつの方法です。

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掃除の手間が増える

お手入れの手間も、気になりますよね。
そんな方には、掃除しやすい素材をご提案しています。
タイルやクロスは避け、拭くだけできれいになるパネルやメラミン素材がおすすめです。

いかがでしたでしょうか？
コロナによるパンデミックをきっかけに、新たな生活習慣となった「手洗い・うがい」。
無理なく手洗いうがいを習慣化するのに役立つ「ただいま手洗い」は、設置してみると他にも
便利に使えるという声があがっています。
お客様に案内しやすい、セカンド洗面になる、など上手に設置すれば、とても便利なスペースに。
これから新築する方は、ぜひ検討してみてくださいね！