普段の電気量の確認 まずは、家庭での日々の電気使用量を把握することから始めましょう。電気料金の明細書に記載されている「ご使用量」をチェックして、1ヵ月分、そして1日当たりの電気使用量を計算してみてください。普段、どのくらいのエネルギーを消費しているかを理解するのに役立ちます。
非常時の電気量を試算 次に非常時にどれだけの電気が必要かを見積もります。緊急時は通常よりも節電を心がけるため、日常生活で使う電力よりも少なく見積もることが多いです。どの家電をどれくらいの時間使うかを計算し、必要な電力量を算出してみましょう。
<例>下記表の場合は、1日に9.4Kwが必要なことがわかります。
定格容量と実効容量の理解 蓄電池を選ぶ際に重要な指標の一つが「定格容量」です。これは、蓄電池が貯蔵できる電気エネルギーの最大量を示し、通常キロワット時(kWh)で表されます。しかし、この数値を見る際には一つ注意が必要です。
考え方としては、車の燃料に似ています。カタログに記載されている車の燃料は、理想的な条件下での数値です。しかし実際には、交通渋滞や頻繁な停止と発進、坂道など、多くの要因が燃料に影響を与え、実際の燃料はカタログ値とこおなることがほとんどです。
蓄電池の場合も同様で
定格容量は理想的な状態での数値ですが、実際の使用環境では、気温、充放電の頻度、設置場所など多くの要因が性能に影響を与えます。
実際に貯められる蓄電容量を「実効容量」と呼び、この値は定格容量から10~15%程度少ないと考えるのが一般的です。 先に挙げた
1日に9.4kWhの実効容量を必要とする場合、実効容量が定格容量の約85%であると仮定すると、必要な定格容量は約11kWh(9.4kWh ÷ 0.85 = 約11kWh)以上の蓄電池を選ぶことが望ましいです このように実際の需要に基づいて蓄電池を選定することが、不測の事態に備えるうえで重要になります。
