BLOG ハレノイエの小さな工夫

真夏の日差しからお庭を守る水やりのポイント

2024/08/15

こんにちは、ハレノイエです。
酷暑が続き、お庭の植物たちにとっても年々厳しい環境となっている日本の夏。
人間に水分補給が欠かせないように、植物達が夏を乗り切るためには適切な水やりが欠かせません。
夏の水やりにはいくつか注意点がありますのでご紹介します。

目次

水やりの時間に注意

水やりの量

水やりの方法

まとめ

水やりの時間に注意

夏の暑い時期の水やりは涼しい時間帯に行うのが大原則です。昼間の気温が高い時間に水やりをすると水温が高すぎて根を痛めてしまったり、鉢植え全体が蒸れてしまい枯れてしまうことがあります。
出来れば朝は8時くらいまで、夕方は17時以降の涼しい時間に行うようにしましょう。
ただし、涼しいからと夜、完全に日が落ちてからの時間に水やりをするのは良くありません。植物は夜に水を吸うと弱く間延びして育ってしまうことがありますので、水やりはお日様が出ている時間に済ませましょう。

水やりの量

水やりは地面の下の根っこまで水を届かせることが一番の目的で、“土が乾いたらたっぷりあげる”ことが大切です。これがなかなか難しく、実際に水やりで与えているお水の量はたっぷりと言えないことが多く見受けられます。
特に鉢植えは土の表面が湿る程度ではなく、根までしっかり水が届くように鉢底から水が出てくるまでたっぷりと与えるようにしましょう。
また、小さな鉢植えは土が乾くのが早くなり、真夏には1日に2回水やりが必要になります。土や葉の様子をよく観察して水切れを起こさないよう注意しましょう。
地植えの植物は鉢植えに比べて広範囲に根を張ることができ、深くまで水分を吸収できます。そのため地植えの植物は鉢植えに比べて水やりの頻度が少なくて済みますが、夏場、土壌が乾燥していると感じた時には水やりをしてください。

水やりの方法

ホースのお水は要注意!
水やりをする前に、まず注意して欲しいのは水の温度です。
夕方であっても1日真夏の直射日光を浴びたホースの水は高温になっています。
水道管も温まっていますので、水道の蛇口をひねるとお湯が出てくるのも珍しいことではありません。
お湯は当然植物にとっては良くありませんので、水やりをする前には蛇口を捻ってしばらく待ち、冷たいお水になったのを確認してから水やりを行いましょう。

ホースのお水は要注意!
そしてもう1つ注意して頂きたいのが水やりの仕方です。
よく見かけるのがお庭全体に水が行き渡るようにとホースをシャワーにして上から水やりをする方法。
植物の種類によりますが、葉や花に直接水が当たるとダメージになってしまうこともありますし、朝の水やりで葉に残った水滴がレンズのように日光を集めてしまい、葉焼けをおこしてしまうこともあります。
また、上から水を撒くと葉や花に水が遮られてしまい、土や根に水が行き届かないことがあります。植物が元気に成長するためには、根から水を吸い上げることが重要ですので少し手間がかかりますが水やりは株元にたっぷり与えるように気を付けましょう。

まとめ

夏は植物の勢いが一番ある時期。お庭の植物が勢いよく成長する時期であり、同時に日差しが強すぎてお庭の植物を枯らしやすい時期でもあります。
暑い夏にお庭のお手入れをするのは大変ですが、植物の美しさを保つためにも水やりはこまめに行いたいものです。朝や夕方に水やりをすることで打ち水の効果も期待できますので、植物のみならずご家族の快適の為にも上記のポイントを守って水やりをしてあげてください。

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