では、どの様な収納があれば良いのでしょうか。
ご家庭によってリビングに集まる物も変わってきます。まずは、今のリビングまわりを見渡し、どんな物があるのか分析してみます。
【本やおもちゃ】
本があれば本棚、おもちゃがあればおもちゃ収納が必要ですが、子供の年齢によって内容や量が変わるような物であればカラーボックスの様な簡易的な収納棚で対応したり、別の用途に転用できるような汎用性のある収納棚を選ぶのが良いでしょう。
本やおもちゃの量が多くなると、必然的にリビングがスッキリしないという悩みにも繋がっていきます。リビングの広さに合わせて”ここに置けるだけ”と規準を作ることがリビングをスッキリ保つコツになります。
【メディア機器】
テレビやDVDプレーヤー、ゲーム機などのメディア機器がある場合は、テレビの周辺に収納を充実させる必要があります。
よく手にするリモコンやコントローラーの置き場は仕舞いこみ過ぎないことで、取り出しやすく片付けやすくなります。
そして、これらは配線を収納の中に隠すことが雑然とさせないポイントになります。
【小物】
文房具、眼鏡、リモコン、ブランケットなど。リビング周辺に置きたい小物類は大きな収納スペースには不向きです。リビングテープルやテレビ台などの収納に収まれば移動が少なくて便利です。いつもどこにあるか探すことが無いよう小さなものも決まった場所を用意して家族の意識も共有しましょう。
【個人のもの】
私物が多い場合や、各部屋に片付ける物の一時置き場として、個人が自由に使えるスペースがあると便利です。学校や会社の個人ロッカーのように、メインの空間であるリビングを快適に保つためのバックヤード的な役割ができます。
棚1段、BOX1つなどの限定されたスペースで構わないので、とりあえず片付ける場所があるだけで気持ちの面でも楽になるでしょう。
この様に、何が散らかる原因かを見極め、対応した収納を作っていくことで格段にキレイなリビングにすることが出来ます。