一次エネルギー消費量基準と外皮基準から計算します。
一次エネルギー消費性能 一次エネルギー消費性能をBEIといいます。
下の表まとめてありますが、省エネ基準では、
BEI≦1.0にする必要があります。
つまりは標準仕様よりエネルギー消費量が少ないことを示す必要があります。
国土交通省「省エネ基準の概要」より抜粋 外皮性能 外皮性能とは外の皮、つまりは外壁や窓など外側を構成するものを指します。
「外皮平均熱貫流率(UA値)」と「冷房期の平均日射熱取得率(ηAC値)」から構成されます。
この2つを簡単に説明すると、UA値は断熱性(室内外の熱の出入りのしやすさ)、ηAC値は日射遮蔽性能(日射による建物内部での熱量)を指します。
両方とも数値が小さいほど、省エネルギー効果が高いことを表します。
基準値は、地域によって異なります。
例として、静岡県浜松市・湖西市は「6」、愛知県豊橋市は「7」になります。
地域区分6の場合は、
UA値≦0.87、ηAC値≦2.7が基準となります。
国土交通省「省エネ基準の概要」より抜粋